海外留学が不登校の中学生にもたらすメリットとデメリット

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現在、学校に馴染むことができず不登校で悩んでいる小中高生が18万人、中学生だけでも91,446人いると言われています。あなたは、学校の同級生や教師からのいじめが原因で自殺に追い込まれた児童の自殺ニュースが頻繁に報道されているのに気付いていませんか?親御さんでさえ悩むくらいです、当の本人はもっと悩んでいるはず。

一刻も早くお子様の不登校の悩みを解決したいですよね。その手段として海外留学を選択する方が増えています。「日本の学校でさえままならないのだから海外留学なんてうちの子には・・・」という方は、まず海外留学の実態から理解してみてはいかがでしょうか。今回は海外留学が不登校に悩む中学生にもたらす影響をメリットとデメリットに分けてご紹介します。


不登校に悩む中学生が海外留学するメリット

留学

「不登校の中学生が海外留学・・・」考えただけでゾッと方もいらっしゃるかもしれません。環境はガラッと変わりますが、それが吉と出る場合もあります。今章では、海外留学が不登校にどうプラスの影響をもたらすかご紹介します。

異文化に触れることで視野が広がる

人生を変えるためには、会う人と住む場所を変えると良いと言われています。海外留学はこのどちらにも当てはまるのです。海外ということもあり、言語はもちろん、食事や生活習慣もまるで異なります。不登校でずっと家に引きこもっていた中学生にとっていい意味でも悪い意味でも刺激的ですよね。しかし、住む場所や会う人が変わることで、自分の視野が広がります。慣れない環境に身を置くことで、努力して適応しようとしますよね。これまでお子様が抱いていた「当たり前の生活」「マンネリ」「つまらない毎日」への考え方が大きく変わるはずです。

自主性・積極性が養われる

日本人は海外の方から「消極的」と思われることが多いです。例えば、議論するとき、デートするとき、席を譲るとき、感情表現をするときなどなど・・・消極的というより、恥ずかしがり屋さんが多いという印象でしょうか。
海外では国によりますが、思っていることをはっきり言う、感情表現が豊かなど、積極的な方が多いです。学校や寮などで積極的な方に囲まれることで、不登校だったお子様が刺激を受けることは間違いありません。

しかし、中には積極性が強いられる環境にストレスを感じてしまい、登校できなくなる、挫折するお子様もいます。お子様が本当にやっていけるのかどうかは本人だけでなく、家族全員で話してみるといいかもしれません。

成功体験を積み上げることができる

海外留学で現地の方と触れ合うことによって語学力を養うことができます。また、家族や友人などが周りにいないため、「自分で何とかしなければならない」責任感も強くなります。目的地にたどり着くまでに自分で道を聞かなくてはならない、授業では外国語で話さなければコミュニケーションが取れないなど、日本にいるだけでは直面しなかった課題にぶつかるでしょう。課題を一つずつ自分で解決することで、成功体験を積み上げ自信を身に付けることができるのです


不登校に悩む中学生が海外留学するデメリット

中学生

不登校の中学生が海外留学することはメリットだけではありません。お金でさえもデメリットがあるように、どんなに魅力的なものでもデメリットがあるのです。今章では、不登校の中学生が海外留学をするデメリットをご紹介します。

多額の費用が掛かる

海外留学には多額の費用が掛かります。早速ですが、内訳を見てみましょう。

  • 入学金/授業料/テキスト代
  • 滞在費
  • 食費
  • 交通費
  • 書籍代
  • 交際費
  • 航空券
  • 保険料
  • ビザ発給量
  • パスポート取得料
  • プログラム手数料

どの国に留学するか、どれくらいの期間留学するか、どこの海外留学エージェントを利用するかでそれぞれの費用は異なりますが、内訳は上記のようになります。意外とかかるのが食費です。物価の高い国や、衛生上安い食事がとれない国では、食費に毎日3000円ほど使うことも。そして、栄養バランスが乱れ、ぶくぶく太ってしまうことも海外留学のデメリットです。

日本の高校卒業資格と異なる

現地の高校を卒業しても、日本の高校卒業資格と異なります。そのため、国内の大学や短大に進学したいと考えていても、海外の高校卒業資格では進学できないのです。
ただし、2週間~1か月程度の短期留学では現地での高校卒業資格さえも取得できません。海外留学は、「不登校改善のきっかけづくり」や「知識の習得」、「経験値を上げる」目的として位置付けておくことをおすすめします。


海外留学しながら日本の高校卒業資格を取得する方法

国内の通信制高校に入学すると、現地の高校卒業資格と同時に国内の高校卒業資格も取得することができます。つまり、通信制高校に進学すれば、海外への大学に進学できることに加えて、国内の大学への進学も視野に入れることができるのです。
通信制高校によってどのようなプログラムかが変わるため、事前に確認しておきましょう。


まとめ

留学

お子様に挑戦の場を提供する海外留学。不登校で悩んでいるからと言って、最初から諦める必要はありません。この記事を読んであなたはどのように思いましたか?お子様にもっと広い世界を見せてあげたいと思いましたか?そう思うなら海外留学はピッタリかもしれません。海外留学は、エージェントを利用するか、通信制高校に編入して留学プログラムを利用するかの2つ方法があります。エージェントを利用する際は、費用が高くなりやすいことを念頭に置いて調べてみてくださいね。

今すぐ留学を検討する必要はありません。まずは、旅行に行ってみる、洋画を観てみるなど、英会話に通ってみるなど、海外の文化を手軽に感じることができる方法で様子を見てもいいかもしれません。詳しくはこちらの記事をご覧ください⇒『不登校の子供を持つ親の対応