これまで不登校関連の記事を書いてきた私ですが、はあちゅうが好きです。(突然ですみません)
世の中には数々の本があります。その中でも、はあちゅうのスタンス「行動しなければ人生は変わらない」「継続させることで人生をよりよくできる」は私の人生観の1つです。
自分は自分でしか変えることはできません。悩んでいるだけでは、もやもやが募るだけです。まずは行動あるのみ。
しかし、自分の意に反してでも行動するべきなのでしょうか?
「学校に行けない・・・」「不登校が長期間続いている・・・」この悩みは「学校に行く」ことでしか解決できないのでしょうか?
はあちゅうの本を読んでみて、やりたくないことを無理にやるよりも、まずは自分がわくわくすることを見つけて、それに全力で取り組んでみることが大事と言っています。
不登校で悩む方は「学校に行く」ことを目標にしなくてもいいのではないでしょうか?
もう一度、あなたの半径5メートルを見渡してみると、思わぬ野望に出会えるかもしれません。
目次
ネガティブな意見に怯えすぎていないか?
自分の考えを否定されるとショックですよね。
でもそれって、「自分が変な考え方をしていたからかな?」「伝え方が変だったのかな?」など、自分の反省ばかりしてしまうから。
不登校で悩む方は優しい心の持ち主が多いです。そのため、誰かのせいにするよりもまずは自分の反省ばかりして自信をなくしてしまいます。
「なんで相手が否定的な意見をしたのか?」を自分のせいで片づけることは簡単で、何も考えなくてもできます。
しかし、一呼吸おいて、相手の状況や性格を踏まえて考えてみてください。
相手の立場を理解することは当たり前のことのようで、できる人は少ないのです。
一人反省会をやめるだけでも、相手の立場に立てる強く、優しい人に近づけるはずです。
意見を対立させないよう断言をさけていないか?
はあちゅうはあえて相手に突っ込まれそうな発言をします。むしろ彼女は、突っ込みや否定的な意見が来ることを狙っています。
あなたも、突っ込みや否定的な意見ばかりされたことありませんか?
最初は気にしてしまうかもしれませんが、はあちゅうは10年間否定的な意見をされたことで吹っ切れたと言っています。(笑)
ネガティブな意見ばかりの人は、所詮人の粗を探すことでしか生きがいを感じていない人です。
そんな人の意見でくよくよしている時間が無駄です。
自分の言葉は自分に返ってくることを忘れないで
はあちゅうの最新刊『言葉を使いこなして人生を変える』を読んで、印象に残ったフレーズがあります。
「自分で自分の呪いをかけない」です。
自分で発する言葉はもちろん、心の中で思ったことさえ自分を象る言葉たちです。
言葉は呪文。ならば楽しい言葉を思い浮かべれば、もっと人生が楽しくなると思いませんか?
不安を恐れすぎていないか?
はあちゅうのエッセイ『半径5メートルの野望』を読んで、不安に思うことは実際に起こってしまっても案外大丈夫なんだと思いました。
不安に思うことは、実は起きていないうちが一番怖いのです。
「学校で突然仲間外れにされた」ショックですよね。さぞかしつらかったでしょう。
私はつらい状況が続くなら、無理に学校に行かなくていいと思います。
「いじめられることが怖い」⇒「実際学校に行くといじめられた」⇒「学校から帰宅しても明日のことが不安でご飯が食べられない」
それってご飯がもったいなくないですか?学校、休んじゃいましょ。
あなたの周りに、支えてくれる人がたくさんいることを忘れないでください。
学校から離れてみると、なんて小さな世界で悩んでいたんだと思うはずです。
小さなことをうやむやにしていないか?
「でも、学校休んじゃったら、これからどうすればいいの?」
大丈夫。まずは小さな夢をたくさん見つけて、かなえちゃいましょう。
はあちゅうの『半径5メートルの野望』を読んで、小さな夢を疎かにしていたら、大きな夢を叶わないと分かったのです。
“「行きたい」と思う場所に、すぐ行く。「食べたい」と思ったものは、すぐ食べる。「思う⇒叶う」流れが脳をインプットしてくれて、それが続くと「思ったことは叶うんだ」と脳が思い始めます。その人は「夢が叶いやすい体質」になります。”
「夢が叶いやすい体質になる」このフレーズ大好きです。
「大好きなチーズをふんだんに使ったお料理が食べたいな」「時間も忘れて読破してしまうような本に出合いたいな」「生きていることが楽しくなる心躍る映画を観たいな」
こんな小さな願いも、自分のために一つ一つ叶えてあげましょう。
まとめ
はあちゅうの本は人によっては逆効果になるかもしれません。
「こんなに頑張れないよ・・・」と。
たしかに、はあちゅうは人一倍頑張り屋さんで、意識も高いです。
でも、彼女自身人一倍傷ついているからこそ、結果を出すためには人一倍の努力をするのです。
かと言って、並々ならぬ努力や才能をひけらかすのではなく、私のような一般人でも共感・実践できる努力をしています。
考えていることは決して特別ではないのです。
まずは、半径5メートルに目を向けて、小さな夢をかなえていきましょう。(ちなみに私の直近の夢は、カッテージチーズをたらふく食べることです)